
太陽煌めくアフリカの大地を舞台に、「サークル・オブ・ライフ(生命の連環)」をテーマとして繰り広げられる壮大なミュージカル『ライオンキング』。その歴史は1997年、ニューヨーク・ブロードウェイで始まりました。開幕と共に『ライオンキング』は空前のブームを巻き起こし、1998年には演劇界最高の栄誉とうたわれる世界最大の演劇賞・トニー賞の中でも最も優秀な作品に贈られる最優秀ミュージカル賞を受賞。その他、最優秀演出賞、振付賞、装置デザイン賞、照明デザイン賞、衣裳デザイン賞の計6部門を受賞し、さらにトニー賞のみならずグラミー賞やドラマ・デスク賞など数々の賞を受賞しました。アフリカの広大なサバンナ。 ラフィキが巡りめぐる生命の賛歌を歌い上げる中、 あらゆる動物たちが、シンバの誕生を祝うためにプライドロックに集まる。 しかし一人だけ未来の王の誕生を快く思わない者がいた。光に満ちた王国:プライドランド全土を目の前にして、 父王ムファサは息子に「サークル・オブ・ライフ(命の連鎖)」の理念を教える。 「ライオンも死ねば草となり、その草を草食動物が食べ、その草食動物をライオンが食べる。 全てのものはこのめぐりめぐる偉大な生命の調和に結びついている。 王としてそれを理解し、全ての生命を尊重すべきである」と。