歴史に学ぶ、周防大島の起業家精神
SUO-OSHIMA'S ENTREPRENEURIAL SPIRIT
海賊から海上交通の担い手へ
戦国時代、周防大島を治めていたのは、「日本一の海賊」と評された村上武吉でした。
毛利元就と陶晴賢が戦った厳島の戦い(1555年)において、毛利軍の勝利に大いに貢献した村上水軍の総大将です。
室町時代後期になると村上水軍は、豊臣秀吉が全国に発布した海賊停止令により、
海賊衆を解体しています。
そして江戸時代に入ると、長州藩家臣として船手組となり、海上交通や船舶業務を担うようになりました。また、漁業も盛んに行なわれました。
なお、村上武吉は周防大島の内入の墓(宝篋印塔)に眠っています。